Eco-AIs

学際領域

ノンメタペット

更新日:2021/02/27
記入者:ECO-AIs

技術情報 (起案日:2020年6月18日)

2014年にペットフードメーカーのスマックさんを中部飼料のご担当者のW氏にご紹介していただき、千葉大学発ベンチャーとの共同研究が始まりました。好熱菌Bacillus hisashii N11株(微生物国際登録番号)が脂肪蓄積の軽減をすることがマウス試験で明らかになり、国の委託研究の報告書や学会報告をした直後でした。地道な研究を続けた結果、適切な投与量を摂取したワンちゃんにおいても、内臓脂肪が減少し、動脈硬化や糖尿病を抑制するアディポネクチンを増加させる傾向が判明しました。いくつかの犬種でも再現性が確認され、最新のオミクス解析で詳しいデータが揃ってきています。

これらの機能は、既にあるプロバイオティクスの機能を高める傾向も確認されています。大切な家族の一員であるペットの腸内フローラを整えて健康にすることが可能です(論文化は世界的な学術雑誌を目指して奮闘中)。

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