更新日:2022/04/22
記入者:ECO-AIs
きのこは木材を利用して大きくなりますが、ビタミンDが豊富であることが知られています。ビタミンDは、骨粗しょう症にも抑制的に働く可能性がありますが、免疫にも良い栄養を与えることが知られています。近年のウイルス感染症の重症化においてもビタミンDの血中濃度が低い場合、重症化する可能性も指摘されてますので、きのこの摂取は、健康のために重要だと考えられています。
私共の提携先では、ビタミンDがより豊富に生産するために、微生物による発酵液が有効である可能性を追求してきました。まだまだ研究の途上ではありますが、どうもビタミンDは豊富になるようです。
今のところ、椎茸(しいたけ)と木耳(きくらげ)を栽培し、秋から春にかけて椎茸を、夏前後に木耳を生産していますが、ビタミンDは豊富になっています。椎茸のビタミンD濃度は、日の光が重要であることが知られていますが、半日程度の日照時間で、格段にビタミンDが豊富になりました。
今後、このような技術が普及していけばと思っています。
なお、椎茸には高血圧の予防に関与するエリタデニンも豊富であることが知られていますが、こちらについても増加傾向が確認されています。
椎茸ほどではありませんが、木耳でもビタミンDは豊富になるようです。こちらについては動画ができたので、よろしければご覧いただければと存じます。