技術情報

生産過剰になった作物を廃棄することなく、天日干しやフリーズドライなどを活用した商品化できるセントラル管理システムが構築できたらと思っています。これは新しい形の環境配慮型の農園管理システムと言えます。

生産者個々での構築は難しいので、大手機関のサポートが必要です。このようなシステムを生産者がすみやかに活用できれば、天候変動の影響や相場に依存して、いわゆる豊作貧乏にならない農業経営が可能となるはずです。ドライ化した商品であれば、日持ちするため、農業生産者の安定した収入源の一つにすることも可能かもしれません。災害時の備蓄にもなるでしょう。また、栄養成分が濃縮することによって、胃袋が小さな子供や高齢者にとっても、効率的に栄養成分を摂取させることが可能になると思われます。