更新日:2021/02/27
記入者:ECO-AIs
脳神経系の障害などの理由で、意志の疎通が図れない方々に対して、最新の科学技術を活用して脳波を活用して会話が可能となる技術開発です。
脳科学と医用工学が融合した技術発展によって、患者さんと家族に寄り添うためのQOL(生活の質)を考慮した科学技術の発展を期待しています。
既に、脳信号を音声に変換、患者の会話を支援する研究発表もなされており「しゃべる動きを再現」するアプローチも進められています。より技術が発展し、そんな心の交流が生まれることを期待しています。そして、この過程で、iPS細胞などの再生医学がさらに発展し、患者さんの早期回復する技術開発も併せて発展して欲しいです。
東京パラリンピックの閉会式では、アスリートだけでなく、運営に関わる方々が様々な形で活躍できる場があることを証明した大会だったのではないでしょうか。また、次回開催国であるフランスの取り組みとして、脳障害の患者さんの目の動きを感知し、出力する技術で楽曲を演奏しているシーンがありました。新しい技術がまた3年後に見られることを期待しましょう。