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学際領域

鳥の第六感は次世代センサー?

更新日:2023/01/13
記入者:ECO-AIs

鳥獣被害の深刻な影響が問題視されています。

野生鳥獣による農作物被害は、令和3年度が約155億円(令和五年・農水省報告)となっており、被害金額は依然として高い水準にあり、営農意欲の減退ともなっており、数字に現れる以上に深刻な影響を及ぼしています。
しかし、見方を変えると面白いことがわかります。これらの野生鳥獣は果物や野菜が美味しい状態になったら食べに来ることが知られています。
通常、果物や野菜の美味しさを調べるために、糖度計などが用いられます。果物や野菜の糖度を計測する際には、非破壊糖度計というものがよく使われます。非破壊糖度計は、果物や野菜を無駄にすることなく、近赤外線を当ててセンサーで計測を行います。この原理は、糖が赤外線を当てた時に特定の波長の光を吸収しやすいのを利用しています。これにより、売り物になる果物や野菜を傷付けずに済みます。また、時間もほとんどかからず数秒で終わるのも魅力です。

つまり、鳥の目には糖度計をつかわなくても、農作物の美味しさを調べることができる機能がついていると言えます。これを世の中の何かに利用できれば面白い新規の取り組みが進むかもしれません。

鳥獣被害
https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/
糖度計
https://www.sanko-web.co.jp/keisoku/principle-of-sugar-content-meter/#i-2